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香港―社会

政務長官、ロックダウンの計画否定

李家超・政務長官は2月12日、特区政府代表団を率いて深セン市で行われた2回目の中国本土と香港の新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行状況トピック交流会に出席した。同日の香港メディアによると、李長官は香港に戻った後の同日午後9時に記者会見を行い、特区政府は現段階では都市封鎖(ロックダウン)を計画していないと数回にわたり明言した。李長官は「世界保健機関(WHO)はロックダウンは新型コロナ対策の『最後の手段』と表明しており、政府はロックダウンを検討していない。先に打ち出した社交距離措置引き締めは厳しいことから効果が現れ、検査・検疫・治療能力は中央の支援の下で向上し、解決できると信じている」と述べた。ゼロコロナ政策の堅持が依然として現実的かどうかについては「政府はまだゼロコロナを政策としている。市民の生命、公共衛生を保障することを前提とすれば、ゼロコロナが最もこの目標を達成できると政府は明確に説明している」と述べ、今回の本土側との討論もゼロコロナ政策を基礎として行われたと指摘した。

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