張建宗・政務長官は昨年12月31日、2021年の新年賀詞を発表した。同日の香港メディアによると、張長官は「特区政府は新年早々に新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の新規感染者ゼロの目標を達成し、粤港澳大湾区の発展の契機を生かして国家の需要に対応して香港のメリットを発揮する」と表明した。張長官は「2020年は香港にとって苦難の年となり、社会事件と新型コロナ流行のダブルショックに見舞われた」と述べ、政府の呼びかけに応えてリモートワークに切り替え、社会的距離を保っている企業や市民、さらに最前線の医療従事者に感謝の意を表した。また「特区政府は1国2制度という香港ならではの優位性を生かして危機をチャンスに変え、中国本土と海外の双方の市場の循環促進に積極的に参入し、国家発展の新戦略に対応し、国家発展の大局により融合するため、香港を再出発させる」と強調した。
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