サル痘が世界の多くの国で蔓延する中、特区政府は６月１０日、サル痘を報告が必要な法定伝染病に指定することを官報に掲載した。医師は疑い症例を発見したら衛生署に報告しなければならない。１１日付香港各紙によると、政府は同時にサル痘準備・応変計画を発表し、サル痘が香港に出現し、ひいては流行した場合に同計画を即時発動。計画では「警戒」「深刻」「緊急」の３段階に分け、当局はリスク評価とサル痘が市中にもたらす健康への影響に応じて発動する。最高レベルの「緊急」では、衛生署、教育局、康楽及文化事務署が学校の授業停止、公衆施設の閉鎖、公衆集会の停止、不必要な活動とサービスの削減などを検討する。
日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。
