医院管理局はすでに2種類の新型コロナウイルス感染症(COVID―19)治療用の服用薬を相当数購入した。3月15日付香港各紙によると、購入した治療薬はメルク・アンド・カンパニーとファイザーの服用薬で、老人ホームで1600回分が治療に処方される。政府の専門家顧問である許樹昌氏は、高リスクグループに対して服用薬を使用することで死亡率が低下するが、同時に高齢者のワクチン接種率も速やかに引き上げる必要があると指摘。またワクチンによる異常事件を評価する専門家委員会の召集人である孔繁毅氏は、ファイザーの服用薬は効果が高く、12歳以上、妊婦、授乳期の母親も服用できると指摘。メルク・アンド・カンパニーの服用薬は高齢者が感染した際に使用すると効果が高く、重症化や肺炎を防げるという。
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