特区政府は市民に4月8日から3日連続で快速抗原検査を行うことを呼びかけた。同日付香港各紙によると、特区政府公務員事務局の聶徳権・局長は7日、動画で市民に毎朝の検査を呼びかけた。70歳以上の高齢者は検査の仕方が分からない場合、コミュニティー検査センターまたは移動検査サンプル採取ステーションで無料でPCR検査が行えると説明した。特区政府衛生防護中心伝染病処の欧家栄・首席医師は全市民快速抗原検査は任意であり、科学的に感染者数を正確に割り出すことはできないと指摘。ただし現在1日2000~3000人の陽性ケースが確認され、市中に隠れた伝播チェーンが存在することがうかがえるため、より多くの市民が検査に参加することが好ましいと述べた。
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