ネット上で政府が3月末から4月初めにかけて新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の全市民強制検査を実施するとの情報が流れたが、政府は3月16日、この情報はデマだと釈明し、市民に信用しないよう呼びかけた。同日の香港メディアによると、政府報道官は「全市民強制検査の計画は規模が大きく、実施する上で漏れは許されず、政府は詳細な計画を立てて万端な準備を十分な人手を配置しなくてはならない」と述べ、まだ計画を詳細化させている段階で、決まり次第発表し、広範な宣伝を行って市民に措置を十分把握させると説明した。また報道官は、ネット上でデマや市民をミスリードする情報を散布する者がいると譴責した。
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