李家超・行政長官は7月27~28日、今期政府初めての新型コロナウイルス感染症(COVID―19)対策指揮会議となる「抗疫督導委員会」会議を開催した。28日の香港メディアによると、同会議ではシステム上で抗疫指揮系統を強化することを決定し、行政長官が監督する「応対疫情指導及協調組」を設置。新型コロナの流行状況の変化に対応し、政策局の範疇を跨いだ抗疫対策を有効に処理し、各政策局と政府部門の迅速な対応を確保する。「応対疫情指導及協調組」の下には「応対疫情指導及協調組弁公室」が設置され、医務衛生局局長が弁公室主任を務め、防疫抗疫方案と措置を検討、提案、推進する。「応対疫情指導及協調組」は28日の初会議で、科学技術応用タスクフォースや指定検疫ホテルタスクフォースなど13のタスクフォースの設置を決定した。

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。