特区政府は１２月１１日、新型コロナウイルス肺炎（ＣＯＶＩＤ―１９）流行に対応した政府指定の検疫用ホテルを正式に発表した。１２日付香港各紙によると、２２日から中国以外の地域から香港に入境した場合は指定のホテルで検疫を受けなければならず、指定検疫ホテルの第１陣リストには３６軒が網羅された。３６軒のホテルで計１万２０００室を提供。宿泊料は１泊４００～５万ドルとさまざまで、１泊１０００ドル以下の客室が約８割を占める。指定検疫ホテルの措置は暫定的に２カ月試行する。政府は（１）空港から香港への入境（２）ウイルス検査のサンプル採取方法の変更（３）検疫を受けている者の検査を１回追加（４）指定の交通ルートで指定検疫ホテルに宿泊――の４措置強化を通じて海外からの感染者流入を防ぐと指摘した。
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