48年の歴史を持ち9万5000人の会員を抱える香港教育専業人員協会(教協)が9月11日、正式に終止符を打った。同日の香港メディアによると、教協は特別会員代表総会を開催し、解散動議の採決を行った。教協の馮偉華・会長、葉建源・副会長、張文光・監事は多くの会員が銅鑼湾のクラブハウスに集まった。改正した会章に基づくと、同日は80人の会員代表だけ出席すればよく、このうち3分の2に当たる53人の同意があれば解散を決定できる。午後4時に馮会長が記者会見を行い、同日は約140人が出席し、うち132人が解散に賛成、反対6票、棄権2票で可決したと発表。そのほか7項目の関連動議も大多数の賛成で可決し、この結果に基づいて解散手続きを進めるという。教協に属する司徒華教育基金も運営を停止すると表明した。

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