特区政府は11月14日、新型コロナウイルス(COVID―19)検査に関する規定「予防及控制疾病(対若干人士強制検測)規例」(第599J章)を制定し官報に掲載した。同日の香港メディアによると、同規定は政府が特定の種類の者に対してCOVID―19ウイルス検査を要求できる法律の枠組みを提供するもので、15日午前零時に発効した。例えば新型コロナの集団感染が発生した場所で生活または仕事をしている者、特定の職業の者、香港に入境して14日間の強制検疫がまもなく完了する者などに強制ウイルス検査を要求できるようにする。強制ウイルス検査を受けなければならない者は現行のシステムに基づき衛生署または資格を持つ民間の化学実験室の検査サービスを選択することができる。強制検査に関する公告または指示に従わない場合は犯罪行為とみなされ、定額で2000ドルの罰金が科せられる。またそれらの者は強制検査令を受け取ることとなり、指定期間内に検査を受けなかった場合は犯罪行為とみなされ、罰金2万5000ドルと禁固6カ月が科される。
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