特区政府衛生防護中心は7月16日、新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)の新たな感染者数を発表した。
同日の香港メディアによると、同日午後4時までに新たに確認された新型コロナウイルス感染者は67人で、累計感染者数は1656人(疑い例1人を含む)となった。1日に確認された感染者総数、地場感染者数としてはともに過去最多。新たな感染者のうち男性は34人、女性は33人で、年齢は4~94歳。うち4人は潜伏期間中に海外に滞在(インド、インドネシア、フィリピン)、残り63人はすべて地場感染。このうち35人は感染経路が不明で、企業の運転手、兼職タクシー運転手、慈雲山のスーパーのレジ係、クイーンエリザベス医院の非緊急救護隊員とコントロール室の車両手配職員などが含まれている。
慈雲山の老人ホーム「港泰護老中心」の入居者もさらに1人の感染が確認された。病院での感染では●湾港安医院、仏教医院でも1人ずつ初歩的に感染が確認されている。新たな感染者のうち74歳の男性は66歳男性の感染者と街中で10分余り会い、当時66歳男性はマスクを着けずに喫煙していたため、74歳男性が感染したとみられる。衛生防護中心伝染病処の張竹君・主任は街中でたばこを吸うのは非常に危険と指摘した。
【●=草かんむりに全】
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