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香港―社会

新型コロナ、14日連続で2けた

新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)の新たな感染者は14日連続で2けたを維持した。

8月14~16日の香港メディアによると、特区政府衛生防護中心は14日、同日午前零時までに新たに確認された感染者は48人と発表。2人は海外からの流入、残り46人は地場感染で、うち37人はこれまでの感染者と関連したもの、残り9人は感染経路が不明となっている。2カ所の外国人家政婦の集団感染でともに新たな感染者が確認され、旺角・長興大厦の外国人家政婦宿舎で1人の感染を確認。葵涌コンテナターミナルで新たに3人の感染が確認された。海外からの流入した2人のうち1人はエチオピアからのパイロットで潜伏期間にアフリカとブラジルを訪れていた。もう1人はインドから戻った香港の学生だった。

15日午前零時までに新たに確認された感染者は46人。7人は海外からの流入、残り39人は地場感染で、うち27人はこれまでの感染者と関連したもの、残り12人は感染経路が不明となっている。葵涌コンテナターミナルで新たに3人の感染が確認。海外からの流入した7人のうち3人はフィリピン人家政婦、3人はインドから、1人はパイロットでオーストラリアとシンガポールを訪れていた。

16日午前零時までに新たに確認された感染者は74人。感染者は累計で4481人(疑い例1人を含む)に上った。4人は海外からの流入、残り70人は地場感染で、うち50人はこれまでの感染者と関連したもの、残り20人は感染経路が不明となっている。葵涌コンテナターミナルで新たに34人の感染が確認され、累計感染者は55人となった。大部分は症状が表れておらず、特に宏記港務の集団感染が累計46人を占めている。長興大厦で新たに1人のインドネシア家政婦の感染を確認。同家政婦は1日に新しい雇用主宅を訪れていたため、雇用主とその家族は検疫を受けることとなった。海外からの流入した4人のうち1人はフィリピン人家政婦、3人はインドからの入境者となっている。

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