特区政府は新型コロナウイルス感染症（ＣＯＶＩＤ―１９）流行緩和に伴い閉鎖されていた施設の一部について営業再開を許可したが、バーやパーティールームなどは含まれていなかった。２月２１日の香港メディアによると、香港バー業協会は旧正月の間にさらに７０軒のバーが閉店し、これまでに２１０軒のバーが閉店したことを明らかにした。バーの営業が禁止されてから３カ月近くが経過したことに加え、賃貸料や人件費などの負担から今後も営業停止が続けばバー業界は生き残れないと指摘。同協会によると、旧正月には７０軒のバーが閉店し、香港のバーの総数の約５％を占め、それ以前に閉店した１４０軒のバーと合わせると、これまでに２１０軒のバーが閉店し、香港のバーの総数の約１５％を占めるという。同協会によると、大半のバーが旧正月に財政難で閉店し、バーのオーナーや従業員は失業状態にある。また残りの８５％のバーは３カ月間閉鎖しており、オーナーや従業員は家族を養うことができない状況になっているという。
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