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香港―社会

新型コロナ患者、21日連続2けた

特区政府衛生防護中心は8月23日、新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)の新たな感染者数を発表し、21日連続で2けたを維持した。

21~23日の香港メディアによると、21日午前零時までに新たに確認された感染者は27人。新たな感染者のうち9人は海外からの流入、残り18人は地場感染で、うち11人はこれまでの感染者と関連したもの、残り7人は感染経路が不明となっている。感染経路が不明な感染者のうち1人は葵涌の老人ホーム「豊盛老人院」の入居者で、他の入居者70人余りと職員10人は検疫を行うこととなった。海外から流入した感染者は6人がインドからの入居者、残りはそれぞれロシア、米国、カナダからの入境者だった。

22日午前零時までに新たに確認された感染者は26人。新たな感染者のうち2人は海外からの流入、残り24人は地場感染で、うち17人はこれまでの感染者と関連したもの、残り7人は感染経路が不明となっている。感染経路不明の感染者にはタクシー運転手が含まれている。葵涌コンテナターミナルでは6500人のサンプルを収集して検査し、新たに2人の感染を確認。1人はクレーンオペレーター、1人は船舶会社事務員となっている。海外から流入した感染者は2人ともインドから香港に戻った子供で、大便サンプルからウイルスの陽性が確認された。

23日午前零時までに新たに確認された感染者は25人で、累計4683人(疑い例1人を含む)に上ったと発。新たな感染者のうち6人は海外からの流入、残り19人は地場感染で、うち11人はこれまでの感染者と関連したもの、残り8人は感染経路が不明となっている。葵涌コンテナターミナルで新たにコンテナ車運転手1人の感染を確認。海外から流入した感染者はバングラデシュから、1人はマレーシアからの貨物船の船員。そのほか2人はインドから香港に戻った市民となっている。

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