香港で新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行が発生して1年近くが経過した。1月11日付香港各紙によると、今もなお新型コロナの集団感染が相次いでいるが、第4波のダンスによる集団感染が最も感染者数が多く、律敦治医院には多くの患者が搬送された。同病院の感染症対策統括医である廖維滔・医師は「この波の患者の体内ウイルス数値が低く、中には一けたの者もおり感染力の高さを反映している」と指摘。 しかし1年間のコロナ流行との戦いの経験から、感染した患者や感染疑いのある患者への対応が非常に楽になり、医師は肺の炎症に対処する前に患者のウイルス負荷を下げる薬を使用するようになり、相対的に死亡率を下げることができた。香港で最初に確認された症例は2020年1月23日。その後も10人以上の集団感染が47回発生し、ダンス集団感染では累計732人の感染が確認された。律敦治医院では第4波の発生時に約40人の患者を受け入れ、累計で約200人の患者を受け入れた。

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