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香港―社会

新型コロナ第3波、1週間100人

香港では新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)流行の第3波が押し寄せ、過去1週間で100人余りの地場感染者が確認された。

7月10~12日の香港メディアによると、特区政府衛生防護中心は10日午後4時までに新たに38人の新型コロナウイルス感染者を確認。うち6人は潜伏期間中に海外に滞在。残り32人はすべて地場感染で、うち9人は感染経路が不明となっている。

地場感染のうち11人は沙田の水泉澳邨明泉楼に居住しており、同団地の河泉楼と喜泉楼でも初歩的に感染が確認された者がいる。食物環境衛生署は午後3時に明泉楼の消毒作業を行い、ある住民はホテルに暫定居住することを決めた。また一部感染者は佐敦の「新発茶餐庁」と坪石邨の「彬記粥麵美食」を訪れていた。慈雲山の老人ホーム「港泰護老中心」の感染者の息子もいた。

感染経路が不明な感染者の中には油塘大本型の莎莎に勤めている女性がおり、火炭に勤めている夫も感染した。海外から流入した感染者はインド、マレーシア、カザフスタンに滞在していた。

11日午後4時までに確認された新たな感染者は28人。うち12人は潜伏期間中に海外に滞在。残り16人はすべて地場感染で、うち8人は感染経路が不明となっている。

12日午後4時までに確認された新たな感染者は38人で、累計感染者は1470人(疑い例1人を含む)になった。新たに確認された感染者のうち8人は潜伏期間中に海外に滞在。残り30人はすべて地場感染となっており、うち17人はこれまでに確認された感染例と関係がある。

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