特区政府食物及衛生局の陳肇始・局長は9月18日に記者会見を行い、新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)流行の第4波に対応するための計画を発表した。同日の香港メディアによると、陳局長は新型コロナウイルス流行第3波が7月末のピークを過ぎた後に下火に向かっているが、そのスピードは緩慢であると説明。ウイルス流行第4波は冬に出現する可能性があると予測するとともに、その状況は第3波より厳しいものになると指摘した。短期的にワクチンが手に入らない場合はウイルスを消滅させることができないため、散発的に感染者が発生するとみられ、感染者ゼロを維持することは難しいとの見方を示した。
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