新巴と城巴が来年合併、新巴が消滅

バス会社３社の路線バス運営権が２０３３年まで延長された。７月１３日付香港各紙によると、３社のうち城巴（シティーバス）と新巴（新世界第一バス）の親会社である匯達交通は１２日、シティーバスの香港島とクロスハーバー路線の運営権と新世界第一バスの運営権を来年７月１日からシティーバスに統一し、香港全域をカバーするバス路線網を提供すると発表した。新世界第一バスは約２５年続いた運営に終止符を打つこととなる。特区政府運輸及物流局が立法会に提出した資料によると、香港島のバス路線網の発展ポテンシャルは限られ、加えて近年は鉄道網が拡充されていることから、現行の運営モデルの下ではシティーバスと新世界第一バスの経営は悪化が続いている。さらに香港の将来的な人口減少も状況を厳しくするとみる。