新田社区隔離施設（モジュール病院）が約２週間の突貫工事を経て完成し、３月９日に正式に特区政府に引き渡された。１０日付香港各紙によると、新田社区隔離施設は７２０室、計２８００床の応急隔離ベッドを提供。９日に施設が引き渡された後に運営を開始した。青衣社区隔離施設と異なる点は、各部屋に計４床のベッドが備えられ、感染者が家族で入居する便宜を図っている。室内にはクーラー、電熱ポット、ＬＥＤライトなどの設備が整い、社会福利署が１人ずつに物資セットを提供。トイレは洋式で、１時間に１回清掃が行われる。シャワー室にも換気システムが備えられ、温水・冷水が供給される。
日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。
