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香港―社会

新界で見つかったワニが海洋公園で公開

昨年、新界の元朗に突然出没し騒動になった子ワニ。その後、香港海洋公園(オーシャンパーク)に保護されていたが、このほど一般公開されることになった。香港メディアによると、ワニは「百香果」と名付けられ、約1年にわたり飼育されてきた。来園時は体長1・9メートル、重さは35キロだったが、その後大きくなって体重は3・5キロ増えたという。海洋公園では入口に「鰐園(CROCO LAND)」を新設。野外を模した浅い池と陸地で構成された飼育室は温度20~30度、水温は約25度に保たれ、ワニが暮らしやすい環境になっている。入口に設置した理由について同園では、来園者は到着したらすぐにワニが目に入り、このワニの経歴を通じて外来種であり攻撃性のある動物が地元の生態系に与える影響について市民への啓発的な意味合いを持たせたいという。3月12日には鰐園の開幕式典が行われ、3月16日から無料で一般公開される。

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