李家超・行政長官は10月16日、立法会で新たな施政報告(施政方針演説)を発表する。14日の香港メディアによると、市民は立法会ウェブサイトの「オンライン放送システム」または「行政長官の2024年施政報告」ウェブサイトを通じてライブで視聴できる。施政報告の全文は李長官の演説終了後、ウェブサイト www.policyaddress.gov.hk で公開される。
ビクトリア・ハーバーの美しい風景は香港の名所の1つであり、世界中からの観光客を魅了している。新しい施政報告では、ビクトリアハーバーの両側にあるウォーターフロントの遊歩道を開放するプロジェクトを加速し、2028年までに延長を34キロメートルに拡大することを目指す。特区政府発展局の情報によると、香港島の遊歩道は現在10.2キロメートルあり、来年までにさらに2.8キロメートルが開通し、九龍では現在9.8キロメートルが開通し、2028年にはさらに6キロメートルが開通する予定だ。香港には全長34キロメートルのウォーターフロントプロムナードが整備され、市民や観光客がさまざまな場所からビクトリアハーバーの美しい景色を楽しめるようになる。
香港体育館(コロシアム)の向かい側のウォーターフロントも屋外の公共スペースに変えられ、啓徳体育園に隣接する延長されたウォーターフロントも美食海湾に変わる予定である。また施政報告では、香港を「ヨット観光都市」にするため、MTRホンハム駅脇をヨットハーバーとして開発し、ハイエンド消費者を引き付けるという。

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