林鄭月娥・行政長官が11月25日に発表した施政報告(施政方針演説)では、先の北京訪問によって中央から取り付けた7大香港支援策が打ち出された。同日の香港メディアによると、中央による香港支援策には香港の国際金融センター、航空ハブ、科学技術イノベーションセンターの地位を強化するほか、香港企業による中国本土市場の開拓など短中長期で香港経済の発展を推進する措置が盛り込まれた。また中央は香港と深セン市の協力深化を支持し、落馬洲/皇崗出入境管理所を改善。粤港澳大湾区の交通網整備、香港車両の本土乗り入れ、落馬洲/皇崗出入境管理所の「一地両検」などの実現が含まれている。

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