香港空港管理局(AAHK)は7月18日、香港国際空港の2023年6月の利用統計を発表した。6月の旅客数は5月に比べ6・9%増の330万人だったが、前年同月に比べると約10倍に増えた。東南アジア、中国本土、日本を往来する旅客が目立った。離着陸数は5月に比べ0・7%増の2万2365便で、前年同月に比べると2倍に増えた。一方、6月の航空貨物取扱量は前年同月比2・2%減の35万5000トン。世界経済の先行きが不透明なことが引き続き貨物取扱量に影響し貨物量全体が減少しているが、うち輸入の貨物量は同22・8%減。貨物量全体では、減り幅が目立ったのは東南アジアと台湾、日本向け貨物だった。AAHKの姚兆聡(スティーブン・イウ)運行執行総監によると、旅客数はコロナ前の水準の60%まで回復しており、6月25日には旅客数が12万7000人を超え、コロナ後の単日としては最高を記録したという。
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