香港旅行社東主協会は8月27日、20台の観光バスを特区政府本庁舎まで走らせて10月までに中国本土・マカオとの往来を回復させるよう求める陳情活動を行った。28日付香港各紙によると、20台の観光バスはセントラルの大観覧車前から政府本庁舎まで徐行運転し、到着後は2台のバスが政府本庁舎の周りを回り、クラクションを鳴らした。全市民の新型コロナウイルス(COVID―19)検査への支持を表明し、特区政府に国慶節(建国記念日)と中秋節に合わせて10月1日までに本土・マカオとの全面通関を回復させるよう求めた。香港旅行社東主協会の梁国興・主席は記者会見で、旅行会社と観光バス会社はすでに収入が入らない状況が8カ月余り続いていると訴え、できるだけ早く3地の通関を回復させないと年内に半分の旅行会社は閉業するとの懸念を示した。

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。