日本和牛の卸売価格が高騰している。12月29日の『香港経済日報』(電子版)によると、 日本での和牛の卸売価格は今年4月に比べて12月は54%も上昇。 価格上昇は主に輸の増加と日本政府による補助金制度によるという。東京都内のA4和牛の平均卸売価格は4月に1688円(約126ドル)と7年半ぶりの安値に落ち込んだと『日本経済新聞』が報じているが、12月の卸売価格は1キログラムあたり2605円(約195ドル)で前年同月比14%上昇となり、2018年12月以来の高値を記録した。新型コロナ流行の下で外遊活動が制限されたことにより高級食材の輸出需要が高まり、それに伴って価格が上昇しているという。1~10月の統計では香港、台湾、米国への輸出が20%増となっている。
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