特区政府運輸及物流局は1月4日、日本政府が香港からのフライトに対する乗り入れ制限を緩和すると発表した。同日の香港メディアによると、運輸及物流局の林世雄・局長は日本政府の緩和措置に歓迎を表明。キャセイパシフィック航空、香港航空、香港エクスプレスはいずれもフライト状況を見直して市場の需要に基づいて調整すると発表した。運輸及物流局は日本当局が12月30日に制限措置を打ち出して以来、一貫して日本当局と積極的に意思疎通を図っていた。運輸及物流局は1月4日、日本当局と再度リモート会議を行い、日本当局が制限を緩和することが分かった。香港から日本へのフライトは8日から東京成田・羽田、大阪関西、名古屋中部、札幌千歳、福岡、沖縄那覇以外の日本の空港も使用することが可能となる。このほか航空会社は香港から日本へのフライトを若干増便することが可能で、初めて香港と日本を結ぶ路線を運航する大湾区航空も予定通り成田へのフライト運航を開始する。

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