九州・福岡の有名パン店「MOROPAIN」が初めて海外に進出し、香港の尖沙咀グランビルロードに香港第1号店をオープンした。12月30日の香港メディアによると、同店は1階の店舗を月額賃貸料10万ドルで借りており、1平方フィート当たりの賃貸料はわずか40ドルで、尖沙咀の店舗市場で注目されている。近年、香港市民の海外旅行や中国本土での消費の影響で、地元の小売業や飲食業は低迷が続いているが、店舗賃料の急落により多くの海外ブランドが香港に進出している。香港では店舗展開している海外ブランドの中でも日本ブランドの比率が大幅に増加している。
MOROPAINが賃借する店舗は、グランビルロード29番地サンシティコマーシャルセンター1階に位置し、建築面積は約2516平方フィート、月額賃料は10万ドル、1平方フィート当たりの賃料は約40ドル。この店舗は1年間空き店舗となっており、当初の賃料は15万8000ドルだったが、交渉の結果、ピーク時に比べて賃料が大幅に下がり、36.7%の値下げで賃借された。

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