「ショッピングに国境はない」をスローガンに、中国消費者向け日本商品特化型越境ECプラットフォーム「豌豆(ワンドウ)」を運営するインアゴーラ株式会社(東京都)は、中国に居住しながら日本のECサイトでショッピングを楽しめる中国消費者向け代理購入サービス「日淘市集(リータオシージー)」を11月1日より正式に開始した。昨今の円安を背景に日本製品の割安感が強まっており、豌豆アプリでは取り扱っていないカテゴリーの商品へのニーズが高まっている。そこで代理購入受け付けページとして、日本のECサイトの中国語翻訳ページが掲載された「日淘市集(リータオシージー)」をwechat内のミニプログラムという形式で開設。中国在住の消費者が抱える言語の壁、商品の受取や決済方法などの物理的障壁を解消すべく、インアゴーラが決済と物流をサポートすることで、日本のECサイトと中国の消費者を繋ぐサービスとなっている。中国での展開を第一弾とし、今後は他国展開も視野に入れ、日本企業の輸出拡大をサポートしていく。
同社は、日本の優れた商品やサービスをインターネットを通じて中国向けに展開する越境EC事業、上記に伴うコンテンツ制作、物流、海外マーケティングなど複合的な付帯事業を行っている。日本企業が海外進出を検討する際に必ず課題となる「情報の越境」「物流の越境」「決済の越境」のすべてを解決するワンストップソリューション型のB to B to C越境ECプラットフォーム「豌豆プラットフォーム」を運営。商品の翻訳、物流、決済、マーケティング、顧客対応、他チャンネル展開などの全工程を担うことで、日本企業と中国消費者間の文化的ギャップを吸収し、日本企業の中国進出をサポートする。



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