香港政府観光局(HKTB)は、今年に入ってから日本からの旅行者数が増加を続け、1月から8月までの累計で47万人を超え、前年同期比35%余り増加したと発表した。10月5日の香港メディアによると、日本からの旅行者数は8月に7万6000人を超え、前年同月比約55%増となり、近距離路線の旅行者向け市場として最も高い成長率を記録した。政府観光局は9月25日から28日まで、香港の観光業界と協力し「日本観光博覧会」に出展した。国際都市としての香港の魅力と、香港のノスタルジックな魅力をアピールした。展示会場では日本人の心を掴んだ香港映画『九龍城寨之圍城』に登場するレトロな街並みや装飾が展示された。展示ではジャイアントパンダや看板といった現代的な要素も取り入れられ、政府観光局の「Kawaii Hong Kong」というテーマが日本事務所のプロモーションにも反映された。
政府観光局は日本事務所でも引き続き「Kawaii Hong Kong」をプロモーションテーマとして掲げ、香港の多様な要素を日本人に馴染みのある可愛らしく愛らしく、インスタ映えするスタイルで再パッケージ化していくと発表した。プロモーション活動には、業界との連携による関連観光商品の発売、メディアやインフルエンサーを招いて香港の最新チェックインスポットを実際に体験してもらうこと、そして若くて流行に敏感な旅行者の獲得に重点を置いた新しい旅行ガイドの発行などが含まれる。
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