特区政府が9月23日に入境検疫措置の緩和を発表したことを受け、市民のリベンジトラベルの意欲が刺激されている。24日付香港各紙によると、新措置の発表後、ある旅行サイトのフライトスケジュールのアクセス数は前週同期に比べて120倍に急増。キャセイパシフィック航空のサイトは一時、表示されるまで20分かかった。10月半ばの香港―東京間往復のエコノミークラスの運賃は8000~1万2000ドルに跳ね上がり、業界では11~12月の運賃はさらに50%から倍値上がりすると見られている。キャセイパシフィック航空は23日、10月にアジア・長期路線のフライトを200往復余り増やすと発表。11月1日からは東京・羽田便の毎日の運航を再開、12月1日からは週4便の札幌便を再開、東京・成田便を43往復、大阪便を50往復に増やす。
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