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香港―社会

日焼け止めの8割、実際の効能下回る

消費者委員会は先ごろ、市販の日焼け止めの成分検査を行い、その結果を10月15日に発表した。同日付香港メディアによると、調べたのはシャネル、ランコム、アベンヌ、ニベアなど香港で市販されていてよく見かける30種。そのうち約80%の検体は実際の日焼け止めの効能が容器に表示されているSPF値に達していないことが分かった。また、4種は日焼け止めの効能が表示の半分以下だった。一方、19種が主成分を表示しておらず、消費者がアレルギー成分などが含まれるかどうか判断できない恐れがあるという。消費者委では、SPF50の日焼け止めは約98%皮膚を保護できると指摘。過度にSPFの高い製品を使用すると毛穴を塞いだり、アレルギーを引き起こす可能性があるとして、適度な製品を選ぶよう呼び掛けている。

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