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香港―社会

旧日本軍施設、遺跡として保存呼びかけ

かつて第二次世界大戦中に日本軍が香港に建設した防御施設の保存を呼びかける動きが出ている。3月7日付香港各紙によると、香港大学建築学部不動産建設学科のチームは10年以上にわたり沙頭角の鹿頸で発見された日本軍の施設を調査。鹿頸に位置する高さ約120メートルの丘には十数個のトーチカ(コンクリで囲われた小型の火砲陣地)が置かれていたことなどが分かった。これらは香港で現存する日本軍の防御施設としては最も完全な形で残っているもので、抗日軍のスナイパーからの攻撃を阻止するためのトーチカだったと考えられるという。古物諮問委員会(AAB)は2009年にこれらの遺跡群を2級歴史建築と評価しているが、政府はこの遺跡群の周囲の土地についての保存計画は提示していない。同大学の黎教授は周辺の開発による破壊を防ぐため政府が丘全体を保存し、道路を整備するなど市民が参観しやすくして、香港の歴史を学べるようにすることを望んでいるという。

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