旧正月連休には多くの観光客がお祭り気分を味わうために香港を訪れた。2月2日付香港各紙によると、陳国基・政務長官は1日のラジオ番組で、昨年香港を訪れた観光客は4500万人で前年比30%増加したほか、今年の旧正月の海外からの観光客も10%以上増加したと述べた。政府観光局の程鼎一・総幹事が1日に発表した統計によると、旧暦大みそか(1月28日)から旧暦正月3日(1月31日)までに約68万人の観光客が香港を訪れ、前年同期より6%増加し、うち56万4000人が中国本土からの観光客で、前年同期より4%増加した。本土以外からの観光客は前年同期比16%増の11万4000人を記録した。
旧正月連休中は香港を訪れるツアー団体が増え、市場は活況を呈した。ホテルと小売りの両方で好調な業績が報告された。また旧暦年末年始の宿泊客数は平日と同程度で、90%以上のホテルが100%の客室稼働率を達成した。昨年、香港を訪れた観光客の半数は宿泊客だった。香港での滞在日数は平均3.2泊で、中国本土以外からの観光客も徐々に増加しているという。

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