春節(旧正月)元日に当たる2月12日、多くの市民が沙田の車公廟に参拝に訪れた。同日の香港メディアによると、廟内では参拝者の入場制限が実施されたため、多くの市民が列をつくった。廟内の人数は収容可能上限の半分に制限され、入場の際には体温を測定し、マスクを着用し、スマートフォンで政府アプリ「安心出行」のQRコードをスキャンし、消毒ジェルで手を消毒しなければならない。廟側は一定時間ごとに消毒作業を行う。参拝者の多くは健康や新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の収束を祈願。13日には毎年恒例のおみくじイベントが行われるが、今年は一般市民には開放されないこととなる。
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