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華南―社会

旧正月前に中国本土との出入境再開

中国本土で12月7日に新たに10項目の防疫措置緩和が発表された後、深セン市では香港との陸路出入境管理所で新たな動きが起きている。10日の香港メディアによると、閉鎖されて久しい福田口岸の入境ビルで8日晩に明かりがともり、皇崗口岸周辺では長らく設置されていたウォーターセーフティーバリアが撤去された。羅湖口岸でも職員が点検を行っており、港珠澳大橋のシャトルバスは運行本数が増加した。8日からは深セン湾経由の入境枠が1日1000人から2000人に拡大された。台湾メディアによると、2023年の春節(旧正月)前に香港と中国本土の陸路出入境再開の試行実施が計画されていることが本土政府の消息筋情報で明らかにされた。実施後は香港市民は隔離免除で本土に入境することができるが、3日間の医学観察を受けなければならない。旧正月前に本土に向かいたい香港市民の大部分を受け入れられるよう入境枠も拡大する計画で、旧正月前に開始される可能性は極めて大きいという。

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