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香港―社会

旧正月前の花市の売れ行きは両極化

香港全域15カ所の年宵市場(旧正月前の花市)が2月6日にスタートした。7日付香港各紙によると、ビクトリア公園の花市に13年連続で出店し主にユリを販売している「財記花園」の責任者は、6日の人の入りは理想的で、営業開始から約3時間でユリが30本売れており、想像以上の売れ行きという。夜に入ればさらに売れ行きが良くなるとみている。ユリの販売価格は例年と同じく1本80ドルに据え置き、一般的な黄色と赤のユリは約60ドルとなっており、今のところ安売りする意思はないもようだ。一方、ランを販売している「日本千葉園」の楊尹俊・会長は売れ行き芳しくないと嘆いている。本来は16小間の落札を狙っていたものの最終的に3小間しか割り当てられなかった。今回は例年の活気ある花市のムードが皆無であるため、今後数日の経営は赤字を見込んでいる。ただし屋台の賃貸料は政府が負担することから、現在のところ職員の給与分だけが赤字になると説明した。

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