特区政府は2月18日から映画館、美容サロン、マッサージ店などの営業再開を認め、多くの市民が映画館に赴いた。19日付香港各紙によると、営業再開の初日となる18日、旺角のある映画館では多くの市民が行列を作った。今年は新春映画が上映の時期を逃してしまったため、劇場での映画鑑賞を待ち焦がれていた市民が競うように映画館に赴いた。映画館に入るには新型コロナウイルス感染症(COVID―19)感染リスク通知アプリ「安心出行」を使用しなくてはならないが、ある映画ファンは個人情報の漏えいについて「政府の説明は市民の懸念を払しょくするのに十分」として心配していないと述べた。またある映画ファンは今後も個人情報を登録するだけで「安心出行」は使用しないと強調した。

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