新型コロナウイルス感染拡大による防疫措置で休業していた映画館が8月28日から再開する。これに伴いハリウッドなどの新作が続々公開されるほか、上映が中断されていた話題作が再上映されるという。8月27日の香港メディアによると、再上映されるのは日本の作家・貴志祐介によるホラー小説『黒い家』を改編して映画化した香港作品『死因無可疑/LEGALLY DECLARED DEAD』や偽装婚姻相手である中国本土男性との離婚と香港人男性との結婚式を同時に進める女性の姿を描く『金都(私のプリンス・エドワード)』、今年の香港電影金像奨で監督賞と主演女優賞を受賞した『幻愛/Beyond the Dream』など。『死因無可疑』は公開から7月中旬に映画館が閉鎖される前までの興行収入が約760万ドルに上り、また、『幻愛』は最初の上映時に公開13日間で興行収入は900万ドルに近づいており、再上映でさらなる好成績が期待できるという。座席数に制限があるとはいえ、映画館再開のニュースが出た後のチケットのオンライン予約はいずれの作品も好調だそうだ。

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