香港政府観光局（HKTB）はこのほど最新の年次報告書を発表した。１２月１２日付香港各紙によると、昨年の香港への訪問者数は約3400万人、うち宿泊者数は約半分を占める1715万人余り、インバウンド観光関連の総消費額は1784億ドルに達した。宿泊者１人当たりの支出額は平均 3.6 泊で 6939 ドルに達した。さまざまなイベントの中で最も多くの来場者を集めたのが「香港ウィンターフェスタ」で、約120万人の来場者を集めた。HKTBの程鼎一・総幹事は、HKTBは今後も主催者と連携し、イベント経済の促進において政府と協力する「最初の窓口」としての役割を果たしていくと述べた。
HKTBは2023/24年度年次報告書の中で、大規模なイベントは香港の利点と魅力を紹介すると同時に、世界中の観光客にとってよりエキサイティングな体験を生み出し、観光、ホテル、飲食、小売りなどの業界に経済的利益をもたらす可能性があると指摘。HKTB は昨年、7 つの主要なイベントを成功裏に開催した。たとえば大晦日のカウントダウン花火大会にはビクトリアハーバーの両岸に48万人の来場者が集まり、大晦日の入境者数は 22万7000 人に達し、昨年の単日入境者数として最多を記録。また湾仔ウォーターフロントで開催される初の大規模な海と陸のカーニバル「ハッピーハーバーカーニバル」が夏休みの5週末にわたって開催され、20万人近い来場者を集めることに成功した。
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