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香港―経済

昨年の月給中央値は2万500ドル

政府統計処は3月24日、昨年の所得と労働時間に関する年次統計調査の結果を発表した。25日付香港各紙によると、昨年5月から6月までの香港従業員の月給の中央値は2万500ドルで、前年同期の1万9800ドルから3.6%上昇した。多くの業界の中で月給の中央値がもっとも高かったのは「金融・保険」と「教育・公共行政(政府を除く)」で、両業界の従業員の月給の中央値はともに3万2800ドルだった。次いで「電気・ガス供給、下水処理、廃棄物管理、汚染防止活動」従事者の月給の中央値は3万1000ドルだった。

月給中央値が最も上昇した業種は「その他運輸・倉庫・郵便・宅配サービス」で、月給中央値は2万800ドルで前年比7.2%増。次いで「宿泊サービス」が1万8000ドルで前年比5.6%増。3位は「卸売」で、平均月給は1万7200ドルで前年比5.2%増。調査によると、昨年5月から6月までの男性の月給の中央値は2万3400ドル、女性は1万8100香港ドルで、それぞれ前年比4%増、3.6%増だった。年齢層別では、35~44歳の時給の中央値が97.2ドルで最も高く、25~34歳が86.7ドル、3位は45~54歳が83.9ドルだった。55歳以上のグループの中央値は66.7ドルで、上記のグループと大きな差があった。

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