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香港―社会

昨年の貧困人口は149万人突破

低所得層支援を検討する扶貧委員会は11月10日に会議を開催する。同日付香港各紙によると、李家超・政務長官は初めて同会議を主宰することとなり、会議では「2020年香港貧窮状況報告」を討議し、早ければ今週中に発表される。新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行の影響を受けて昨年の香港の貧困人口(政策介入前)は前年の149万人からさらに増えるとみられる。だが政府は昨年、多くの支援措置を打ち出したことから、政策介入後の状況は相当改善されたと予想される。昨年発表された「2019年香港貧窮状況報告」によると、19年の貧困人口は149万人で、貧困率は21.4%。政府の恒常現金政策介入後の貧困人口は109万人で、18年に比べて7万3500人増加。貧困率は0.9ポイント拡大して15.8%となっている。

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