チャイ政府報道官によれば、セーター首相はこのほど、1日当たり最低賃金の増額案をこの2週間のうちに閣議に提出するよう労働省に対し指示した。これは、ピパット労相が先の閣議で政府の最低賃金引き上げ政策について説明したことを受けてのもの。労働省では、77都県の最低賃金の増額について来週にも検討し、12月8日に雇用者・被雇用者・政府の代表で構成される最低賃金3者委員会が検討を行う見通し。3者委員会が承認した場合、12月12日にも賃上げが閣議で承認されることになりそうだ。労相によれば、一部政党から全国一律に1日当たり最低賃金を400バーツに引き上げるとの要求も出ているが、そこまでの賃上げは考えていないという。(『バンコク週報』より。https://bangkokshuho.com)

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。