来る9月17日は中秋節。これに先駆け食物安全中心(CFS)は9月5日、域内で販売される「月餅」の第1期サンプル検査の結果を発表した。同日付政府公報によると、今回は小売店、オンラインショップ、食物工場から採取したサンプル約179個について着色料(スーダンレッドなど)や防腐剤、防虫剤、金属、鉱物油、アフラトキシン(カビ毒)、塩分、脂肪分などの含有量を測定したところ、すべて基準を満たしており合格となった。サンプルは伝統的な月餅および冰皮(アイス月餅)、雪●(月餅アイスクリーム)などだ。CFSは、月餅は一般的に脂肪分や糖分が高く、ものによっては塩分も多く含まれていると指摘。食べ過ぎに注意するよう呼び掛けている。香港では政府機関の食物安全中心が定期的に食品の安全基準について検査を行っている。月餅の第2期検査は目下実施中で、近日発表される見込みという。【●=米へんに羔】(写真・政府新聞処)

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