来る10月1日は中秋節。これに先駆け食物安全中心(CFS)は9月2日、域内で販売される「月餅」の第1期サンプル調査の結果を発表した。同日付政府公報によると、今回は小売店、オンラインショップ、食物工場から採取したサンプル約137個について着色料(スーダンレッドなど)や防腐剤、防虫剤、金属、鉱物油、アフラトキシン(カビ毒)、塩分、脂肪分などの含有量を測定したところ、すべて基準を満たしており合格となった。サンプルは伝統的な月餅およびアイス月餅、月餅アイスクリームなどだ。中秋節まではあと1カ月あるため、今後、第2期の検査結果を適時公表するという。香港では政府機関の食物安全中心が定期的に食品の安全基準について検査を行っており、毎年、旧正月用の中華風もちや中秋節の月餅、上海ガニなど、旬の食材にはとりわけ注目が集まる。
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