オーガニック日本茶「ISSO TEA」が銅鑼湾の「すき焼き中川」で8月から提供され、好評を得ている。「ISSO TEA」の海外展開は香港が初となる。
この日本茶は国内で3%しかない希少なオーガニックの日本茶葉から更に質の高い茶葉を厳選した製品で、日本最高峰の有機日本茶の生産者と多くの受賞歴を持つ茶師が共同で作り上げた。店ではシグネチャー煎茶を含む6種の厳選されたお茶の香りと色を楽しんでもらうため、ワイングラスに入れて提供する。
特に人気なのは、シグネチャー煎茶(55ドル)、玄米茶(48ドル)、黒豆ほうじ茶(48ドル)など。店では缶入り(260ドル~)を販売している。
株式会社ISSO代表取締役の齊藤雅枝氏は、日本茶の海外への輸出が増加する一方で、国内での茶葉(リーフ茶)消費量は減少してることに触れ、日本茶の愛好家の方々はもちろん、国内外の日本茶に飲み慣れない方にも楽しんでいただくことで、日本の文化を次の世代に残したいと述べた。また今回の香港市場での挑戦により、オーガニック日本茶の魅力を広めたいという。

関西風すき焼きを提供する「すき焼き中川」は今年4月にオープン。料理長は東京とアムステルダムの5つ星オークラホテルで才能を磨いてきた板垣和幸氏。同店では、松坂牛、大分牛、薩摩牛3種類のブランド牛を提供しており、卵は国内の食プロが審査する品評会で最優秀金賞を受賞したものを使用する。ランチコースは4種(和(なごみ)・280ドル~)、ディナーコースは3種(幸(こう)・780ドル~)を提供。今後は「ISSO TEA」を使用した日本茶ペアリングコースや、茶葉を取り入れたアラカルトメニューなども提供する予定だ。
営業時間:ランチ12時~(LO14時30分)、ディナー18時~(LO21時30分)
所在地:Shop B, 3/F, Cubus, 1 Hoi Ping Road, Causeway Bay



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