中国本土に向けたSNSマーケティング・インバウンド支援事業を実施する株式会社行楽ジャパンは、新型コロナウイルスの影響を受け、苦境に立っている観光業の支援として、新型コロナウイルス終息後に宿泊できるチケットの販売やWeChat・Weiboなど中国SNSを通じて日本のホテル・旅館・観光施設のプロモーション支援を開始する。
行楽は2013年より、中国本土における日本旅行リピーター向けに日本専門の旅行雑誌やSNS、イベント等を通じて、日本の情報を発信し続けてきた。現在では自社SNSアカウントの合計フォロワー数が約110万人に及ぶ。新型コロナウイルスの影響による観光業の急速な減退に伴い、帝国データバンクや東京商工リサーチによると、すでに旅館業の倒産件数が合計で28社(20年5月9日現在)となっている。
このような事態のなか、少しでも観光業への支えとなるべく、宿泊料金を先払いする未来チケットを販売するとともに、コロナ終息後に訪れる中国との「トラベル・バブル」を見据えたSNSプロモーションを同時に実施し、直近の収入源の確保と中国本土内の認知拡大を同時に行えるサポートプロジェクトを開始する。観光施設等のプロモーションについては中国SNSの行楽アカウントを通じて発信。宿泊券の販売は微店(ウェイディエン)を利用。チケット購入者と施設側の間に行楽が入り、予約などの管理と調整を行う。
行楽ジャパンのホームページは https://kouraku-japan.jp/。
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