中国税関総署は8月25日、31日午前零時から新しい出入境健康申告カードの使用を開始し、出入境者のPCR検査情報、過去の新型コロナウイルス感染症(COVID―19)感染状況、ワクチン接種日時の申告要求を撤廃すると発表した。27日の香港メディアによると、税関総署の担当官は26日、新措置は防疫措置を緩和したわけではなく、一部の申告項目を撤廃したのは出入境の効率を上げるために過ぎず、防疫要求は実質的に変わらないと説明。旅行者はフライト搭乗前にPCR検査の陰性証明を提示しなければならず、入境時に税関の検疫を受け、入境後は隔離医学観察を行わなければならない。香港もまた健康申告制度があり、すべての入境者は衛生署の健康・検疫情報申告表に記入しなければならない。中でも海外または台湾からフライトでの来港者は発熱などの症状や新型コロナに感染したことがあるか、検査とワクチン接種記録などを搭乗前に申告しなければならない。
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