香港と中国本土の政治・経済・社会ニュースを日本語で速報します
香港―社会

本土との出入境再開で中途案を検討

李家超・行政長官は7月6日、就任後初めて立法会答弁に出席し、出入境再開の問題について答えた。同日の香港メディアによると、李長官は「新型コロナウイルス感染症(COVID―19)対策は放棄せず、感染者が増加を続けるのを座視するわけにはいかない」と表明。同時に「リスクと需要のバランスを考慮して最小の代償で最大の効果を発揮する」として、PCR検査を有効利用し、科学技術の応用を拡大して検疫がもたらす不便を低減すると述べた。外国から香港への入境については、データを精査し科学技術を応用してホテルでの検疫期間の短縮などを検討する。中国本土との出入境については、香港の感染者数が1日約2000件と高止まりしているが、実務的な態度で本土当局と協議して双方が安心できるようにし、特区政府がまず中途案を検討するという。

今なら無料 日刊香港ポストの購読はこちらから
香港メールニュースのご登録

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから