香港返還25周年を控え中央政府は最新の新型コロナウイルス感染症(COVID―19)対策案を発表した。6月29日付香港各紙によると、国務院連防連控機制は28日、「新型コロナ防控方案(第9版)」を発表。密接接触者と中国本土への入境者の隔離期間を現在の「14日の集中隔離医学観察+7日の在宅健康観測」から「7日の集中隔離医学観察+3日の在宅健康観測」に半減する。香港から深セン市に赴く隔離ステーションの平日枠を800個から7月3日から1300個に増やす。香港から珠海市への隔離バスも3本増やす。すでに28日に珠海市に入境した旅行者がホテル入居の際に7日分だけの隔離費用を事前徴収され、すでに新措置が適用されているもようだ。

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