特区政府は先ごろ、条件を満たした非香港住民に無料で新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチンの接種を行うと決定した。5月28日の香港メディアによると、双程証(往復ビザ)で来港した中国本土住民がワクチンを接種できることとなり、同日から郵便局職員が29カ所のコミュニティー・ワクチン接種センターでワクチン接種を受けるための予約をサポートする。政府報道官によると、現在、双程証を持つ本土住民約4万人余りが香港での滞在を承認されている。また強制送還を免除されて国連難民署から難民として確認された者(約1万3000)も7月からワクチン接種が可能となる。
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